学生でもクレジットカードは必要??
よくある質問の中に「学生なのにクレジットカードは必要ですか?」という学生さんからの質問が多かったりします。クレジットカードを持つかどうかは、もちろん学生さんの判断になるのですが、学生のうちにカードを発行していたほうがお得なことが結構あります。
例えば、発行の厳しさ。学生を卒業してしまうと、カード発行会社はあなたの社会人としての信用力=返済能力をチェックします。したがって、フリーターや安定した仕事の就いていないとクレジットカードを発行するのが非常に厳しいのが現実です。しかしながら、日本のクレジットカード社会では学生というだけで、かなり審査と発行に対して甘いのが現実のようです。そのため、審査に厳しいシティカードのようなカードも学生のうちに入会した方がお得ともいえます。
また、クレジットカードというのはその名のとおり、あなたのクレジット能力が重要となります。クレジット能力とは“返済能力”です。つまり、あなたが学生のうちから、返済能力や意志を表示することによって、社会人になった時に、ゴールドカードやプラチナカードの発行や切り替えが有利になるということがあります。実際に私も社会人になると、既定の対象年齢未満にも関わらず、ゴールドカードへの切り替えや、ワンランク上のカードへの切り替えなどの申込書が頻繁来るようになりました。
そして、学生のうちからクレジットカードに慣れることによって、お金の大切さや、カードのお得な使い方を知るというのも、とても重要ではないのかと著者は思います。というのも、アメリカなどでは小学生のころからお金の授業の一環としてクレジットカードの授業がおこなわれています。アメリカはクレジットカード社会ということもあるかと思うのですが、学生のうちから、返済の仕方、ポイント制度、マイルの貯め方などを肌で感じることはとてもよいことだと思います。そのため、学生のうちからクレジットカードを持つ意義は意外とあるのではないでしょうか。