FeliCa(フェリカ)

FeliCa(フェリカ)は、ソニーが開発した非接触ICカード技術方式である。名前の由来は、「felicity:至福」と「card:カード」。

FeliCaは、非接触式ICカードのための通信技術として開発された。非接触式ICカードは、リーダー/ライターから電磁波(キャリア、搬送波)を送信して電磁誘導によりICカードに電力を供給し、電磁波の変調によってリーダー/ライター間で通信を行う。そのため、 FeliCaカード内には電池やバッテリーなどの電源がなく、カード構造が簡素になっている。リーダー/ライターとカードの間の処理は、暗号処理も含めて約0.1秒間以内で終了し、高速処理が可能である。

FeliCaは、一枚のカードで多目的のデータを管理することができる。電子チケット機能(SuicaなどのIC カード乗車券)、電子決済機能(Edyなど電子マネー)、個人認証機能(社員証、学生証)が搭載可能である。各々のデータには個別のアクセス権を設定することが可能で、安全性を増している。

偽造変造を防ぐため、高度なセキュリティを備えている。非接触ICカードとしては世界で初めて、セキュリティ評価基準の国際標準であるISO / IEC 15408 EAL4 の認定を受けている(RC-S860)。

FeliCaチップは、ICカードのICチップ以外に携帯電話や腕時計などに搭載できる。携帯電話搭載例として、 NTTドコモのおサイフケータイがある。

PaSoRi(パソリ)を利用すると、パソコン上でFeliCaのデータを読み取ったり、書き込んだりすることができる。
■FeliCaの歴史

* 1988年:ソニーが無線ICの開発を開始
* 1994年:名称がFeliCa(フェリカ)に決定
* 1997年:香港の公共交通の共通ICカード「オクトパスカード(八達通)」にFeliCaが採用され、導入される(初めての採用事例)
* 2001年11月:JR東日本の「Suica」にFeliCaが採用され、導入される(日本国内初の採用事例)
* 2001年11月:ソニーグループのビットワレットが電子マネーEdyの正式サービス開始
* 2004年:モバイルFeliCaを搭載した携帯電話がNTTドコモから発売される。

 

タイプで選ぶ
ブランドで選ぶ
ライフスタイルで選ぶ
特集記事

JESTOクレジットカード・電子マネー・金融関連サイト