キャッシングの見直し 改正賃金業法について
2010年6月に完全実施が予定されている改正賃金業法。専業主婦や学生などクレジットカードの利用が制限される可能性が高いです。具体的にはカードのキャッシング、消費者金融などの借り入れが原則として年収の3分の1までに制限されます。
また、海外のATM(現金自動余払機)など、現地通貨の引き出しも対象になっているため、学生や専業主婦などの非勤労者は「所得ゼロ」と見なされる可能性もあります。
キャッシング枠が多い人は、収入証明書などの提出を求められる可能性もありますが、
カード会社の実情としてはそこまでの時間やコストはかけられないというのが本音のようです。
イオンカードやクレディセゾンなどクレジットカードによるキャッシングは、買い物などによるポイント付与を充実されることによって、流通系カードが特に力をいれてきた分野のため、今回の法改正は消費者にとって痛手となることは間違いないでしょう。
